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刊行物。

公共建築の設計には漏れなく積算業務と言うものが含まれております。
自らが設計したものが、どの位の工事費となるか算出するんですね。

しかし、私達設計事務所は工事費を見積ることが出来ませんから、施工費や材料費が掲載されている刊行物を参考にします。
kankobutu
これが刊行物。
左2冊が材料費と手間費、右2冊が材料費です。
色々な工事の単価が地域ごとに示されております。

流通状況や社会情勢で同じ項目でも相場が結構違うんですね。
また、同じ地域でも時期で単価が異なりますので、常に最新版を参照します。

左2冊は季刊誌で右2冊は月刊誌なので単価は結構小まめに変動します。
中身はペラペラの再生紙で大よそ5,600ページですが、なんと一冊4,000円前後!
需要と供給のバランスの結果でしょうか.. 4冊購入するだけで約1万6,000円は、なかなかの出費です。

積算というのは面倒な業務ですが、世の中の価格情勢を知るには結構役立ちます。
物の値段や施工手間費に触れて費用に対する感覚を養うのはコストコントロールには重要なこと。
(刊行物単価と実情単価も一致していない事も多いですが..)

とにかく.. 積算業務 めげずに頑張らねば!
(私はスタッフ久野を応援するだけですけど 笑)

佐野

Posted on
Aug 25, 2016 at 9:30 PM
Category
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Author
sano

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