左官仕上げ。
現在 実施設計中の高岡の家の壁仕上げ検討です。
後々、工事が受注された際には現場で原寸サンプルを確認するつもりですが、
重要な部分である為、設計段階である程度は詰めておきたいと考えています。
本計画は外壁と内壁の仕上げが一体的に繋がる構成となっていまして、
遠近・内外の陰影表情と触れる部分として表面の許容粗さ、そして重量感のある仕上がりとしてのバランスを模索しております。
晴天時とは表情が変わるものもあるので雨天の本日、サンプルの比較確認をしました。
これがまた不思議なのは、肉眼で見たものと画像でまた印象が違うんですね..
当然?ながら肉眼で見た方が表情は豊かで、肉眼では確認し辛いムラなどが画像になると分かる時もあります。
そして疎かにしていけないのは、視覚・感覚的部分以外の性能も担保出来ているか。
耐久性、施工性、価格、メンテナンスなども含めクライアントへ提案していきたいところです。
幾度の改良から左官サンプルも徐々に増え、少しずつではありますが前進です。
まだ増えるかも(??笑)、最適な素材感を目指していきたいと思います。
佐野