後藤さん。
先日、見学させて頂いた住宅。
後藤周平建築設計事務所さんが手掛けられた作品です。
3枚の壁によって構成される建築です。
壁と壁の間でどのような空間が展開されているのか、見学させて頂く前からワクワクしていました。
そして、いよいよ近づき、壁の間のサッシを開けると..
外..? なんと中庭でした。
プライバシーを重視することから外に向けての開口部を徹底して取らないという趣旨との事。
3枚の壁によって生まれる2つの領域、1つは外部、もう1つは内部になっています。
その内部は、庭へ開放的に開かれています。
なるほど。
周囲へは閉ざしながらも、明るく開放的になっています。
壁という要素に着目されたこと、そして内外という2つの領域をつくり出すこと、シンプルで非常に明快だと感じました。
また、建築の構成に欠かせないディテールの詰めは抜かりがない。
それに応えた施工も素晴らしいですね。
弊社案件の高岡の家も壁を使った構成となっております。
もう少し正確に言うと4枚の壁と切妻屋根による抜けの方向性を表現しています。
完成した暁には、この作品の様に明快に出来上がるか.. 精進して参ります!
後藤さんありがとうございましたー!
次回の作品も楽しみにしてます。
話は逸れて後藤周平建築設計事務所さんといえば、私達と同じく18ひきのペンギンさんにウェブサイトを作って頂いた仲間です。
後藤さんの方が一足先に開設したのですが、それを見た私が「後藤さんのサイトより良いサイトにして下さい」とお願いしたのは言うまでもありません。笑
(そして私は器が小さいので、後藤周平建築設計事務所さんのサイトはリンクしないのです)
18ひきのペンギンさんは「いつも全力です」と言う大人の対応でしたが。笑
佐野