こち亀。
始まりがあれば終わりがある、そんな事を改めて感じました。
私が生まれる前から連載を開始した国民的マンガのこち亀。
小学生の頃には少し難しく感じ、中高生の頃にはすっかりハマり、今でもたまに読みたくなる、そんな存在です。
少年ジャンプを手にしなくなってから久しいですが、購入せずにはいられませんでした。
毎回完結のストーリーは最後にオチがあり、部長が怒って突撃してくるのは、お決まりパターンですね。(最近はそういうオチが無かったのかも知れませんが..)
人情あふれる良い話もありまして、私はそれがとても好きです。
特に少年期の物語など..
私の中の「こち亀」は単行本で言うと40巻~80巻が至高の存在です。
何度読んでも飽きない。
最終回を読んで印象的だったのは、「当時の絵はもう描けない、今描くとこんな感じになる」というセリフ。
歴史の重みを感じました。
漫画と建築は異なりますが、作品を創るという意味では同じだと思います。
モノを創りだす者の端くれである私も、いつか秋本さん(両さん)のように言える日が来るように精進せねば。
佐野