光の十字廊
上山手の家
吹田市市内に建つ小住宅です。
近隣に建つ4階建てマンションからのプライバシーや防犯性能を担保しながらも明るく開放的な住まいを目指しました。4つのハコに十字形の隙間を持たせて配置した構成となっています。十字形の吹抜け空間(光の十字廊)は、四方の壁と屋根をガラスの開口部とすることで、ハコの隙間(建物内部)へ採光・通風を確保しています。全ての室は、光の十字廊に面し内側へ開くことで明るく開放的でありながら、外部への開口を必要最小限に留められ防犯性、プライバシーに配慮することが可能となりました。
Detail
名称 | 上山手の家 |
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用途 | 住宅系建築 |
所在地 | 大阪府吹田市内 |
工期 | 2016年9月 |
建築面積 | 55.07㎡ |
延床面積 | 101.44㎡ |
階数 | 2階建て |
構造 | 木造軸組構法 |
撮影者 | 中川 敦玲 |
備考 | 2017年度 グッドデザイン賞受賞 |