公共工事監理。
新年度になり新たな公共建築の業務が始まっております。
こちらは、浜松市立看護専門学校の旧校舎。新しい校舎が今年1月に完成しましたので、こちらの旧校舎は取り壊されます。建物をつくる一方で、当然ながら取り壊すことも行われていきます。特に昨今は建物を解体した解体材は全て種類毎に分けて適正に処分することが厳格に求められます。マニフェスト伝票という制度に則り、決まり通りに処理されることを私達監理者がチェックしなければいけません。
特に古い建物(ある年代以前)には、殆どアスベストが含有されているのでより安全に処理しなければいけません。ここでは外壁の仕上げ塗材に含まれておりますので、作業員や私達も専用の防護マスクを着用の上 慎重に取り除いております。
事故の無いよう安全に、そして解体の騒音や粉塵など近隣にご迷惑の掛からぬように約7ヶ月間取り壊しを進めます。つくることもなくすこともとても大事なことだと思います。
こちらは、市内全体で順次進められている協働センターのユニバーサルデザイン化整備工事と外装改修工事です。
車椅子駐車場に屋根を設け、エレベーターの新設などこちらは約6ヶ月間の工期を予定しております。利用者及びセンター職員の皆様に極力負担がかからぬ様、努めていきたいと思います。
公共施設の新築案件はあまり多くは無いですが、こうして公共物件と民間物件を行ったり来たりしながら若手所員の基礎となる教育も行っていきたいと思います。
佐野