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London研修 番外編 vol.3(完結)

研修旅行の番外「建具」編です!

西洋と日本の建築では建具(戸・ドア)が決定的に違います。
日本では引き戸の文化ですが、西洋では開き戸が一般的かと思います。

また、近年日本では木製建具に変わりアルミサッシなどが普及していますが、西洋では木製建具が殆どではないでしょうか。
しかし、日本でも玄関などの建具には木製を採用することも多いのです。
デザインや装飾も多様ですし、建築を構成する重要な要素として参考になればと思いました。

非常に部分的ではありますが、いくつかの建具(戸・ドア)をクローズアップして残してきたのでまとめてみました。


全て木製ドアです。
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片開きドア、両開きドア、大中小、額(窓)のあるドア、装飾の凝ったドア、アーチ形状のドア、色を着けたドア等々。
建具は、外から見ることが出来るので街を歩いているだけで本当にたくさん出会うことが出来ます。

door-40

データをまとめるだけでクラクラしてきたのでこの位にしておきますが、気になったものだけ少し紹介です。

建具だけでなくモザイク状の外壁の石も含め印象に残りました。
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別に歴史的なものでもなく小さなドアでありますが、アイアンを組み合わせた額のデザイン、深すぎない彫り込み、
ランマに使われているエンボス柄の型ガラスなど、日本でも受け入れられそうなデザインに感じました。

その他、立派系。
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SN Design Architectsのモチーフと同じ正方形!
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注意書きのワンポイントも正方形でしっくり。笑

最後は、こちら。
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セントポール大聖堂の正面ドアです。
今回見たもので一番大きかったかもしれません。
8m以上はあると思います。

建具のデザインは、建築を構成する重要な要素であるにも関わらず、いつも悩まされる部分でもあります。
今回見てきた建具はアイディアの手掛かりとしてストックしておきたいと思います。

これで研修と言えるのか..疑問ですが、Londonの研修旅行は、今回の建具編をもって完結です。
また次の計画を立てなければ!

佐野

Posted on
Apr 15, 2016 at 7:00 PM
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Author
sano

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利き茶。

普段使いの市販のお茶がなかなか無くならず、以前san gramsカフェで購入したお茶をまだ飲んでいませんでした。
やっと使い切ったのでいよいよ飲むことに。

せっかくなのでsan gramsのお茶がどの位美味しいのか、普段のお茶と違いを感じられるのか、お昼休みにスタッフ久野氏と利き茶をしました。
利き酒の様に、茶葉の色、茶葉の形、お茶の水色、お茶の香り、お茶の味などを比べてみるのです。

先ずは茶葉を出してみます。
kikicya-1
どちらがsan gramsの茶葉でしょう?
見た目はほぼ同じ、自分で用意しておきながらどちらか分からなくなりそうでした。笑
しかし、香りが全然違います!

正解は左です。

次は淹れ方。
kikicya-2
深蒸し茶のブレンドです。
マニュアル付!


深蒸し茶の特徴、煎茶より葉を長く蒸すため茶葉の中まで蒸気熱が伝わり、粉の様な形状になる。
まろやかな味わいが特徴的。
沸騰した湯を、急須と茶碗に入れ、温める。急須の湯を捨て茶葉を入れる。湯冷ましした茶碗の湯を急須に入れ、30~40秒ほど蒸らす。先ほど温めた茶碗に急須の茶を最後の一滴までしっかりと注ぎきる。


淹れました。
kikicya-3
どうでしょう、違いが分かるでしょうか?
意外と両方とも良い色合いですね、茶葉が似ているからでしょうか見た目では分かり辛いです..

しかし、香りと同様に飲んでみたら全然違いました!
渋みが全くなくとてもまろやかで濃厚、コクがあります。

普段飲みの市販お茶を改めて飲むと、かなり渋みを感じます。
口の中がキュッとなります。

本当に美味しいお茶とは渋みではなく、甘みと旨み、だそうで正にその通りでした。
という事で利き茶は、素人の私達でも十分に分かるほどの美味しさを感じられました。

これからしばらくの間は、昼食のお茶が美味しいので嬉しいです。
無くなったら、今度は違うブレンドを購入してみたいですね。

ちなみに、右側がsan gramsのお茶でした!

佐野

Posted on
Apr 14, 2016 at 7:00 PM
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Author
sano

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前川貴行写真展。

「message from the earth 100年後もこの地球はいきていますか。」

動物写真家 前川貴行さんの写真展に行って来ました。
世界を旅し、出会った様々な野生動物の姿が収められた写真展です。
野生動物の姿を捉え、見ることで動物たちが発しているメッセージを感じられたら、という趣旨だそうです。

ケニアのシマウマ。(写真撮影はOKです)
maekawa photo-2
雄大なアフリカのワンシーンですが、まるで自分がそこに立っているかのように臨場感がありました。

エゾリス。
maekawa photo-3
こんな風に葉っぱを持つこともあるんですね。

イノシシ。
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気付かれない様にずっと身を潜み、その瞬間を捉える。
完全に目線がどこかを向いていますから、気付いていないんでしょうね。
なかなか見れる姿ではないと思います。

ハクトウワシ。
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勇ましい。イーグルアイが格好良く写真展の中で一番印象に残りました。
ワシが紋章などのモチーフにもよく使われるのも分かりますね。

獲物を捕らえる連続写真。
maekawa photo-4

その他にも、ライオン、トラ、オラウータン、チンパンジー、ゴリラ、シロクマなど数多くの作品がありましたが、どれも近い!
動物たちの表情の細部まで写し出されています。
動物園で見るのとは全く違います。
特に、チンパンジーなどの霊長類は顔の表情がとても豊かでした。
普段はあまり見ることのない野生動物の人間を意識していない生の姿、建築の写真とは全然違いとても面白かったです。

遠鉄百貨店のギャラリー・ロゼで本日4/13~5/2まで展示されていて無料で見ることが出来るので、ふらっと立ち寄るのにオススメです!

佐野

Posted on
Apr 13, 2016 at 7:30 PM
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Author
sano