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LGS。

浜松市某協働センターの空調設備更新に伴う改修工事は順調に進み、浜松市の検査監による中間検査を行いました。
今回は空調設備更新に伴う天井撤去復旧がメイン、天井の軽量鉄骨下地(LGS)が検査対象になります。

手始めに書類検査です。
材料承認、施工計画書、施工図等に加えそれらの書類チェックの経過を示す連絡書など見て頂きました。

続いて現場の検査へ。

lgs

20年程前の既存LGS下地を流用しつつ、現在の基準に沿って補強や振れ止めなど適宜追加していきます。
天井内に空調設備がわんさかと入っている為、それらを避けた上に仕様で定められた位置へ吊ボルトを入れていくのはとても困難。
ここではリップ溝形鋼を使用し対応しています。


検査の結果。

一部吊ボルトの追加の指摘を頂きました。
監理者の役目として手直し確認をしっかりと行い、報告書を提出したいと思います。

佐野

Posted on
Dec 14, 2016 at 10:00 PM
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Author
sano

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静岡建築茶会3。

3回に分けて企画されている静岡建築茶会。
その最終回に参加してまいりました。

静岡の建築家はどういう思考を持ち、それをどの様に作品に結びつけているのだろうか。
今回のテーマは「建築と環境」についてでした。

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会場は静岡市のクリエイティブ産業振興センターにて。
登壇者には、510 architectsさんと山田誠一建築設計事務所さん、コメンテーターに元新建築編集長の橋本純さんが登壇されました。

建築と環境というテーマを元にそれぞれの活動内容や生立ちを拝聴させて頂きました。

今回のレクチャーついてというより全3回を通じて。
その個性は千差万様、一人として同じ人間は居ないと感じました。

要望や与条件は当然ながら、設計者として何に重きを置き、考え、形として表すのか。
技術や知識は少しでも向上させると同時に、先ず「己を知る」ということがとても大事だと思いました。

自分とは何かの自己分析、理想と現実を理解しなければいけません。
そして自分の中で何か一貫性のある設計活動を継続していきたいと感じました。

佐野

Posted on
Dec 13, 2016 at 10:30 PM
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sano

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詰め。

高岡の家の現場は、先月基礎コンクリート打設してから暫く準備期間に入っております。
通常であれば基礎が出来上がり次第速やかに上棟されるところだと思います。

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プレカットの検討、材料の準備などで予想以上に時間を要している事と、軸組に絡む部分で詰めておかねばいけない納まりが多々あり。
御施主様には、ご迷惑をお掛けしてしまっております。

ただ上棟したは良いが直ぐ手詰まり、では困りますので考えられる場所は全て事前に潰しておく必要があります。
構造材の多くは化粧材の為、なるべく雨に当たらせたくありません。

そして詰めは口頭ではなく全て施工図でチェックです。
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これまでに、描いて頂いた施工図は既に100枚以上にはなっているのでは..と思います。
監督さんには頭が上がりません。
ビシビシの施工図が日々送られてくるたびに、私は嬉しくて仕方がありません。
現場がどの様に造られるのかが本当に良く分かるので、テンションが上がります。

事前の詰めもほぼ整ってきました。
いよいよ上棟は来週末、骨組みが建ち上がった姿がとても楽しみです。

佐野

Posted on
Dec 08, 2016 at 10:00 PM
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sano