ブログ

blog
blog bysano

引渡し。

昨日、6日間の海外研修から戻りまして早速本日から業務復帰です。
若干の時差ボケを気合で吹き飛ばし、某工場のお引渡しの立会いをしてまいりました。

hikiwatashi

見ての通りハコ型の建屋ですから、それほど難しい建築に見えないかもしれませんが、線路沿線であることから工事時間の制限などもあり工期はタイトなものでした。
またクライアント支給の様々なライン機械との取り合い調整、スケジュール調整の打合せがひっきりなし。
殆どが海外製ということで、規格の異なる配管配線の一次側・二次側の接続など注意が必要で綿密に進められました。

クライアントと施工者が多忙を極めるため、建築の技術的確認を私達が代わりに行う事が今回の業務。
公共建築で培った経験を民間建築へ活かすことが求められたと思います。

去年の4月から工事監理の助言業務として10ヶ月間携わらせて頂きました。
業務を終えてみて、この現場で学ぶことは沢山ありました。
この現場で得た経験や技術や対話術は、次の建築造りへ活かしていきたいと思います。

佐野

Posted on
Jan 31, 2017 at 10:00 PM
Category
blog
Author
sano

blog bysano

色。

色彩の手帳という小冊子、Newshop浜松のオンラインストアにて購入。
初回入荷時は即売り切れとなり、再入荷で手に入れることが出来ました。
50の見開きに挿絵的画像とテキストで纏められた冊子で、色彩の専門的な内容が簡潔かつ的確に書かれています。

shikisainotecho

建築を造る上で多かれ少なかれ色決めを行う訳ですが、それ以前に可能な限り素材感のある材料を選びたいと思っています。
「材を決めること=色が決まる」 要するに自然的材料の選択これが私の理想です。
かといって全てが自然的素材ともいかず、何色にでもなってしまう建材も使わざるを得ない訳でして..
むしろ殆どの材料が建材で構成されるのが一般的ですから、照準を絞って自然的素材を選択することになります。
その時に隣り合う自然的素材と工業製品とのバランスが非常に難しく中和に色彩が極めて重要だと思います。

本冊子を読んでこれまで我流で感覚と好みを頼りにしてきた色彩、改めて考えさせられました。
色決めは奥が深いです。

佐野

Posted on
Jan 25, 2017 at 10:00 AM
Category
blog
Author
sano

blog bysano

夕暮れ。

半年ぶりに訪れた掛川市庁舎。
夕方の閉館ギリギリの17時に入ったところ、館内は節電の為か吹抜け空間は殆ど照明が点いていませんでした。

kakegawa-3

入った瞬間はかなり暗いと感じたのですが、4階まで上がりふと見渡した瞬間に夕焼けの景色が広がっていました。
暗い時間に訪れるのは初めて。日中 見るものとは違う 澄み渡る空気感でした。
こうこうと照明が点けられていたらきっと気付かなかったと思います。

掛川市庁舎、益々好きになりました。

佐野

Posted on
Jan 23, 2017 at 9:52 PM
Category
blog
Author
sano