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地鎮祭。

先日鴨江の家は、地鎮祭を迎えることが出来ました。
当日は晴天の中、神事は滞りなく終えることが出来ました。
kamoe-jichinsai
何だかんだで設計には1年弱程掛ってしまいましたが、御施主様とは納得頂ける打合せを重ねてくることが出来たと思います。

敷地は住宅密集地で南側はとても閉鎖的な状況です。
現地を訪れ、更地の敷地模型を見て、必ずしも南を向く必要はないのではと感じました。
この地に建つべく大屋根建築が向く方向と間取りが向く方向は違っても良い と。

今後数ヶ月に及ぶ工事監理、良き住まいを目指し気を引き締めていきたいと思います。

Posted on
May 30, 2017 at 8:00 PM
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Author
sano

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バラシ。

先日、高岡の家は外壁の左官仕上げを終えて外周の足場を取り外しました。
長い間養生シートで覆われていた全体像がやっとお目見え。
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内部の左官仕上げも既に終え、施工完了状況の確認をしました。
綺麗な陰影と質感が出たと思います。
ただし職人の皆様には大変苦労を掛けてしまいました。
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現場でダメ廻りをしていた番頭の職人さんから「次の機会にまたやりましょう」と言って頂きとても嬉しかったです。
内心は、もう勘弁して下さいと言われてしまうと思っていましたので..

足場が外された現在は、外構植栽工事の真っ只中。
工事は終盤、最後まで気を抜かずに監理したいと思います。

佐野

Posted on
May 18, 2017 at 10:00 PM
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sano

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伊勢。

三重県鳥羽市まで来たら寄らずに帰ることは出来ない場所、それは伊勢神宮。
伊勢に着くと午前中の海の博物館での快晴とはうって変わり、急激に天候が悪化してきました。
その為か人手は私の記憶の中ではかなり少な目。
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途中から土砂降りをくらってしまいましたが、雨の中参道の砂利を踏みしめ歩くのも意外と心地良いものです。

傘を持ってない方が軒下で雨宿りしているのを見て、何となく目に留まった屋根。
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あとで調べたら五丈殿(ごじょうでん)という雨天のときの修祓(しゅばつ)などを行う建物でした。
雨が降っていなければ恐らく見過ごしていたかと思います。
そして屋根と全体像を見てふと思い出したこと..
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栗生明さんが手掛けられた式年遷宮記念 せんぐう館。
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当然社殿の形を倣っているとは思いますが、この切妻屋根のプロポーション、板葺きと同じ形状の鋳鉄板葺き。
五丈殿が強く引用されたのでしょうか。
今回は内宮しか回れませんでしたので、次回は外宮へ訪れたいと思います。

佐野

Posted on
May 16, 2017 at 10:30 PM
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Author
sano