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TMS。

今月初めに開催されたTMSこと東京モーターショー。
丁度グッドデザインエキシビジョンの会期と同じでしたので、これはチャンスとばかり行ってまいりました。

車のデザインは個人的に興味があります。
車単体のデザインとしても勿論なのですが、その進化が面白いと感じています。
車というのはマイナーチェンジやフルモデルチェンジを繰り返して今の姿になっております。

各メーカーのアイデンティティがどの様に変わっていくのか新旧を見比べるのは本当に面白いです。
そういった意味でコンセプトカーというのは重要に感じます。
特にフロントのデザインで大事なのはグリルとヘッドライト。

こちらはマツダコンセプト魁。

5ポイントグリルのフレームがシャープに迫出してきました。カッコイイ..

もう一つマツダコンセプトVISION COUPE。

まるで無垢から削り出した様な造形。痺れます。

BMWのコンセプト8SERIES。

伝統のキドニーグリル。誰が見ても一目で分かる一貫したアイデンティティ。

もう一つBMWコンセプトZ4。

イカリングと呼ばれていたヘッドライトのコロナリングは、ヘキサゴン形状へ進化。
そしてZ4では、これまで横並びだったものが縦並びへ。

スバルのコンセプトVIZIV PERFORMANCE CONSEPT。

フロントグリルはスバル=六連星、コの字のポジションランプ、そして水平対向エンジン。

AudiのコンセプトQ8 sport consept。

ヘッドライトと一体化されたシングルフレームグリル。
さらにエッジが強調されています。

まだまだ、いっぱいあるのですが、キリがありません。

これまでのデザインを継承しつつも更に良いものへ進化をしていく。
過去を否定していくのではなく過去を肯定しなければいけない。
簡単なようで難しい事なのではないかと思います。
建築も同じなのではないかと感じますね。

佐野

Posted on
Nov 30, 2017 at 6:00 PM
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Author
sano

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柱状改良。

浜松市の水防団施設の現場は先日柱状改良の施工がされました。
改良の一本目が重要ですので、立会いを行ってまいりました。

先ず初めに固化材の種類、量など所定の材料を確認。

セメントミルクの比重の確認。
設定された重りにて天秤で釣り合っていればOK、問題ありません。

杭芯セットをし、撹拌開始。

回転翼の先端からセメントミルクを流しながら支持地盤まで撹拌します。
支持層に近づくにつれて、回転トルクの電流値が上がります。
ボーリングデータのN値と比較して大よそ一致している事を確認して支持層に達したと判断。

この値を基準に残りの柱状改良を進めて行きますので、一本目が重要となるわけです。
その後改良工事は順調に完了し、基礎工事へ入っていきます。

佐野

Posted on
Nov 29, 2017 at 4:56 PM
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Author
sano

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基礎工事。

小規模保育所の現場はここ2週間で基礎工事を進めております。

先ずは配筋検査。
ennoki-haikin-1
部屋毎に完結したベタ基礎としています。
広さに応じて耐圧版の厚さや配筋や梁種別が異なります。
ennoki-haikin-2
符号が合っているか、主筋と配力筋の方向、鉄筋のピッチが乱れていないか、かぶりが取れているかなどと初歩的な間違いが無いかの確認を先ず行いました。
ミスしがちなのは、差筋類。要注意です。
若干の指摘をさせて頂きましたが、基本的には問題なし。
綺麗に配筋して頂いていたと思います。


続いてコンクリート打設。
生コン車一台目から採取し受入れ検査を行います。
ennoki-konuchi-1
静岡県西部では塩化物の濃度が高いことはほぼありませんが、こちらも確実に結果を待ちます。
ennoki-konuchi-2
ロットによって換算値が異なりますので、それらもチェック。
問題ありません。

コンクリート材料の合格という事で、打設開始です。
(職人の皆様、毎度お待たせして申し訳ございません。)
ennoki-konuchi-3
打設では、バイブレーターや型枠タタキなど細やかな施工を行って頂きました。


数日後..

型枠の脱型。
ennoki-dakkei-1

これまで経験した中で最も密実なコンクリートが出来たと思います。
ennoki-dakkei-2
滑らかな表面で、周りの景色が写り込むほど..
丁寧な施工をして頂いた賜物だと思います。
職人の皆様には感謝いたします。
ennoki-dakkei-3
尚、基礎の為これらは殆ど埋ってしまいます。
残念です。

来月に予定されている上棟に向けて、引続き工事監理を慎重に進めていきたいと思います。

佐野

Posted on
Nov 21, 2017 at 9:32 PM
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Author
sano