えんのき保育園の施工をした建設会社さんが自社でドローンを所有しているということで、空撮して頂きました。真上から撮影したものは、まるで配置図を見ているようでとても不思議な感じです。

ハコを散りばめた様な構成が上空から見下ろすとよく分かります。シート防水をグレーとライトグレーで色分けしてあるのですが、分けて良かった…
ドローンで撮影することがなければ誰にも分からないことなだけに完全に自己満足です。

上から見下ろすという事は図面や模型上では当たり前でも、リアルな世界で見ると感じ方が若干異なります。現場なども進捗に合せて定点撮影などをドローンで出来ると色々と面白そうだと思います。

事務所でドローンを所有してみるのもありかもです。
リサーチしてみなければ。

佐野

音の森こども園の現場は、地盤改良が行われました。
採用している工法は、木杭を使った環境に優しいタイプのものです。地中に圧入することで地盤との摩擦力を得られる仕組み。先ずは、設計通りの材料であるかの受入検査から。

施工計画にて予めボーリングデータと20箇所行ったサウンディング試験（いずれも地質調査）から所定の地層を想定。1本目の杭にて重機の計器で深度と所定の地耐力のチェックし、問題ない事を確認です。

以後は、このデータをベンチマークとして間違いのない施工となるように進めて行きます。

しかし押し込むだけでずぶずぶと何メートルも地面に入っていくのは、不思議な感じがします。
機械の力って凄いんですね。

圧入完了後の木杭はこの様な状態。
全部で約270本を建物の下へ満遍なく打ち込み、堅固な地盤へと整えていきます。

佐野

先日、掛川の家の地鎮祭を行いました。
高確率で雨天の予報でしたが、なんとか持ちこたえてくれました。
御施主様の日頃の行いが良い為でしょう。

掛川城下町の歴史的地域ということから埋蔵文化財の指定区域になっている敷地。着工に先立ち市教育委員会と協議を重ね、現地調査を行ったりと少し時間を要しました。

確認調査では幾つも遺跡が出てきてヒヤヒヤしましたが、検証の結果本調査にはあたらず、本当にホッとしました。（本調査となると莫大な費用と時間を要します）

来年の春完成を目指して、現場監理をしっかり行っていきたいと思います。

佐野