富士見の家 仕上げから完成まで。
富士見の家の現場進捗状況です。
上棟後、接合金物の取り付けを終えて中間検査の実施。自主検査の上、検査員のチェックを受けて合格。
外装材の実物サンプルの組み合わせ確認。木・左官・板金をグレーで揃えていきます。
内装断熱材の充填状況。
外壁の板金曲げ加工の役物。
こちらは屋根と外壁の取り合い。雨水の侵入を防ぐ工夫がされてます。
足場から見下ろすとこの建築の特徴である交互に傾いた屋根の様子がわかります。
左官仕上げの下地の支度中。ラス(金網)を張り定規をセットしていきます。
大工のMさんは階段周りのボード張り。
下塗り材にネットを押さえ込んでひび割れに強い外壁へ。
部分的に下塗りが終わった状態。
そして上塗り材を捏ねている様子です。
塗り付けは一気に進めないと仕上がり加減が変わってしまうので、数人でスピーディに行われます。
別の場所ではクロス貼りを進めています。いつも選んでいるクロスですが、薄物なので下地処理を念入りに行っていただいています。
外壁の左官仕上げが終わり次は床のモルタル金ゴテ仕上げ。
様々なコテが用意されています。仕事道具を見るとワクワクしてきます。
ガラスを嵌める溝回りや木製引き戸のレールの間など細部へモルタル塗りを行います。
足場が外れて外観が現れたところです。跳ね出したポーチの床もモルタル金ゴテを。
そして外構の終盤は、植栽工事。ナインスケッチさんの気合いの入った施工です。
坪庭はしっとりとして良い感じになりました。
メインの庭の寄植えがされ後は芝生を張っていくだけ。
内部のクリーニングも終えてリビングと庭がつながりました。ついに完成です。
現在は既に竣工撮影も終えて、お施主様へお引渡し済みです。既に新しい生活が始まっております。
そして後日、お施主様よりお手紙が。
私たちの設計やその過程までも大変喜んでいただき本当に嬉しい限りです。仕事として設計をしているので時には大変なこともありますが、お施主様と行った打合せでは楽しい記憶ばかりです。私たちだけでなく一緒に楽しんで家づくりさせていただけたことに感謝です。そしてこの喜びを次の設計活動への力にしていきたいと思います。
佐野