宇治。
大阪吹田市からは京都がかなり近いということから、上山手の家の現場へ通っている間は京都に寄ってみよう!と思いつきの行動です。
前回は、清水寺、国立博物館、三十三間堂、今回は少し足を延ばして宇治市へ向かうことに。
訪れた先は、世界遺産である平等院鳳凰堂。
宇治駅から歩いて15分程度、早足で向かったせいで汗だく.. あ..暑い..
永承7年(1052年)に創建、明治35年から40年、昭和25年から32年、平成24年から26年に大掛かりな修理が行われました。
創建当時に丹土という顔料が塗られていたと最近になって分かり、当時と同じ様に復元されたそうです。
修繕されたばかりで、とても鮮やかでした。
御堂内の見学は時間制予約、当然入園料と別です。
御堂には手を触れない、物をぶつけないなど厳重な注意事項を受けて見学してきました。
ご丁寧に解説付き。
目で見て耳で聞く、分かり易いですね。
さて、平等院といえば、十円玉です。
子供の頃聞いたことがあるのですが、屋根の鳥(鳳凰)はオスメス微妙に形が違うとか。
調べたらいわゆるギザ十と言う物の中で、昭和26,27年鋳造のものだけ鳳凰の尾の形が違うらしいのです。
尾が上がったものがメスで下がったものがオスとの事。
残念ながら、小銭はいっぱいあるのにギザ十は一つもなく.. 笑
同敷地内には私の大好きな建築家である栗生明さん設計の平等院鳳翔館もあります。
大半が地中に埋められていて周辺景観と融合された建築となっています。
景観を全く阻害していません。
栗生さんの地に足の着いた建築、素晴らしかったです。
さて、次回はどこへ行こうかなぁ..
佐野