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Belgium研修記その6。

第5回目海外研修ベルギー最終日。
最終日は午後の15時40分のフライトで帰路につきますので、リミットは午前中までという事で近場の街歩きです。

初日にも少し触れましたが、ベルギーの建築と言えば19世紀末から20世紀初頭のアール・ヌーヴォー様式です。アール・ヌーヴォーとは新しい芸術という意味で花、草、木のつたや枝、動物など、自然界の物がモチーフとなっています。そのアール・ヌーヴォー建築が集まるイクセル地区へ向かいます。

トラムを利用します。

シャルルロワ通りの6差路の交差点付近で降車。

一発目は、タッセル邸。ヴィクトル・オルタ作(1893-1894)。世界遺産。
アールヌーヴォー建築の父といわれるヴィクトール・オルタが設計したアールヌーヴォー建築の世界初もの。オルタの傑作のひとつです。

オルタ邸(自邸)。(1901年)
現在はオルタ美術館。家、部屋自体が丸々アートとなっており階段や家具も含め美しい曲線美を見ることができます。がしかし月曜日は休館日という事で外観のみ。

世界文化遺産にも登録されています。

ポール・アンカール邸。ポール・アンカール作(1893)。
オルタと並ぶアールヌーヴォーの建築家です。

ズグラッフィート(装飾と組み合わせた壁画のようなもの)の出窓の格子や金色を背景にはジャポニズムの影響を受けたという鳥やアジサイなどが描かれています。

左:シャンベルラー邸(画家)、右:ルネ・ジャンセン邸(画家)。ポール・アンカール作(1897年)

ソルヴェイの家。ヴィクトル・オルタ作(1894-1898)。世界遺産。

装飾に鉄を初めて使った曲線美。

時間の都合上、アールヌーヴォー建築巡りは以上。


再び中心地へ戻り、最後にもう一度グランプラスへ。

よくよく考えてみたら、ベルギーと言えばの代名詞「ゴディバ」に行っていない事に気付きまして、どうせならとゴディバの一号店へ。実はグランプラス広場にあるんです。

それと清水くんがどうしてもお土産として小便小僧マークのニット帽が欲しいという事で、お土産屋さんへ。因みにこの小便小僧エンブレムが付いたものは、小便小僧の目の前のお店にしか無いようです。

最後に、ベルギービールをもう一度堪能。

空港へ移動しました。ブリュッセル中心から空港は、非常に近いので他の国と比べてアクセルがとても良いです。

手続きを済ませ、本当に最後の最後でベルギービールを堪能。ステラ アルトワ、ベルギー国内で輸出売上ナンバーワンのプレミアムラガービール。ホップのアロマが目立ちドライな後口を持つピルスナー。

帰国。前泊ならぬ後泊にて、旅の反省会です。羽田のファーストキャビンというカプセルホテルを利用しました。

旅は以上、無事に帰宅することが出来ましたが、日本では徐々に新型コロナウィルスの脅威が迫ってきていたのでした。
毎年一度の海外研修ということで、これまで何とか実現してきましたが、来年はきっと難しいのかなと想像しています。いつの日かきっと気持ちよくどこへでも行ける日が来ることを祈って、今は個人個人が出来ることをしたいと思います。



番外編。

カタール航空の機内食の一部です。機内食大好きな私としては、凄く満足の食事でした。

こちらはしこたま購入したチョコレートとワッフル。

お配りした方々には非常に好評でした。

最後に皆で記念撮影!

佐野

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