続内外装。
Dear Native Co.の現場です。
敷地周辺は田園が広がる素晴らしい環境です。今の時期は稲穂が実りの季節を迎えております。一面黄金色の風景に改めて土地の豊かさを感じました。
工事の進捗は外壁の小波板が全て張られまして外装工事も9割が終わりました。
工房棟にあるショップとなる部屋は石膏ボードを張ってパテ処理を行っているところです。FRP折板のトップライトから程良い光が入ってきます。出来上がった家具がこの場所に置かれるのが楽しみです。
こちらは工房棟の鋼製ハンガー戸と住居棟外壁の一部にポイントとして張られる板材。県内でも有数の天竜材専門の永田木材さんから最高の杉赤身柾目の板材を用意して頂きました。
住居棟の内部では無垢ナラ材の階段手すりを製作中。非常に精度の高い手加工をしているところです。
柱間にピッタリと納めて頂きました。
手触りで尖りを感じないギリギリの角出し糸面加工の手すりへ、糸面落ちとなる支柱、更に糸面落ちになる横桟は手すり材の寸法から約2ミリの差。柱の間に隙間無く造る為に非常に微細なホゾ加工を柱へに施し、組み上げた手すりを寸分狂わずはめ込むという。図面では簡単に描けても造るのは高い技術が必要です。
大工さんと美しく造る為の手順や逃げの考えなど雑談を交えてお伺いし、今後の設計に活かしていければと思います。
引き続き仕上げ工事の監理を行っていきます。
佐野