T-office 躯体工事③。
T-officeの進捗状況です。
4階建てRC造のオフィスビルの3階部分の躯体工事を進めている状況です。柱の鉄筋を圧接にて延長しフープ筋(剪断補強筋)までが配筋できた段階で配筋検査を行います。
本数、径、ピッチ(間隔)など間違いが無いか施工者と監理者でダブルチェックを行い、問題がないことを確認。次工程へ進めていきます。
耐震スリット(柱や床と壁の間などに意図的に隙間を設けて、緩衝材の役割を果たすもの)も問題なし。
2階では型枠の脱型がされ打放しコンクリートが現れてきました。1階同様に綺麗に打設できている様子で安心しました。
1階ではサッシの取付けが行われています。
建物全体の出来型寸法が打放し型枠の3×6(900㎜×1800㎜)モジュールで構成されているデザインとなっています。この基準となる寸法を、一定の規則に基づき、全体のパーツへ展開させています。
サッシは重要な存在となっていて「壁」と「開口」で対の関係となり型枠と同じモジュールでミリ単位の製作、取付け精度が要求されます。同時に躯体の出来型精度も非常に重要なものとなるため、引き続き躯体工事の監理は特に重点的に行っていきます。
佐野