楊子の家 基礎・上棟。
川沿いの敷地に計画している楊子の家の工事進捗状況です。
基礎工事がはじまり、配筋検査の実施です。
土間スラブの鉄筋の間隔や地中梁の鉄筋本数や径など、チェックします。
1回目のコンクリート打設が終了。
次は立上り部分の段取り。型枠寸法やアンカーボルトの種類、数、位置をチェックします。
その一方で、1階ピロティから2階玄関へ上がる部分のスチール階段の製作も並行して進められています。この日は工場にて仮組固定の状態を確認。
スチール製はシャープに組み立てられて格好いいなと、盛り上がりました。
そしていよいよ建て方。天気は最高の快晴、この上ない上棟日和です。
朝一番ですでに1階部分は立ち上がりました。
溶融亜鉛メッキで仕上げたスチール階段も搬入されています。メッキのシルバーが良い感じです。
2階の建て方前に階段の落とし込み。
作業はかなり順調に進み15時頃には9割がた出来上がってきました。
大工さん達が作業しているかたわら、お施主様と外装の色決めの最終確認。設計打合せの際にご提案させていただいた内容で決定。
建て方作業完了。早速、3階のLDKにて眺望を堪能しました。正直私も想像以上の景色に感動しました。お施主様も大喜び。
この景色が見られる住まい、羨ましい。私ならずっと眺めていられる。
簡易ではありますが、上棟式を行い締めくくりをいたしました。
ゆったりと流れる川の景色を見下ろしながら住まうイメージは、この地に訪れた時から瞬間的に想像したものでした。遊歩道を行き交う人々との距離感を保ちながら景色に最大限向いた建築となる住まいを目指して、引き続き工事監理を行っていきたいと思います。
佐野