London研修 3日目am。
ロンドン建築研修旅行の3日目の午前です。
ロンドンの天気は不思議な変化をします。
どんよりした曇りが一瞬にして快晴になったりまた、一瞬で曇ったりと。
曇っていることの方が多かったのですが、天気が良くないと写真映えしませんので困ります。
ケンジントンにあるホテルから最寄りの地下鉄駅へ向かいます。
途中改修工事中の現場が。
養生シートに建物の絵が描かれていました。
街の景観を大切にしているんですね。
ハイストリート ケンジントン駅から、昨日の続きであるウェストミンスター駅を目指します。
Westminster station / ウェストミンスター駅
1999年 Michael Hopkins & Partners
ワッフルの様な構造ですね。
駅を出ると目の前が、ウェストミンスター寺院(左)とビッグ・ベン、ウェストミンスター宮殿(右)です。
ウェストミンスター宮殿の装飾は生で見ても現実ではないかのように感じました。
見上げ。これ本当に石ですよね?
ゴシック建築の3大要素、リブ・ボールト、フライング・バットレス、そしてここでは尖頭アーチが。
尖頭アーチにより天井をより高く、視線もより上へ誘導することが出来ます。
東京都庁庁舎の設計にも日本の近代建築の巨匠、丹下健三氏によってへゴシック建築引用されています。
Westminster Abbey / ウェストミンスター寺院
1245-1745年
こちらは、フライングバットレスが見えますね。
10:00から入場出来るという事で寄り道しながら10:15着いたら大行列!
分刻みの計画だったので、かなり痛手..しかしここまで来て入らぬわけには、10分だけでも..
入場料は一人20ポンド(約3400円)ぐぬぬ。
中に入ると、日本語の音声ガイドを借りられます。
撮影NGなのが残念です。
言葉では表現できないほどの建築でした。
急いで次へ。
National Gallery / ナショナル・ギャラリー
1838年 ウィリアム・ウィルキンス
トラファルガー・スクエアより。
急に晴れました!
ウェストミンスター寺院から約1.1㎞、小走りで何とか予定通りの時間に。
地図で「ロンドン」と示される場所はココです!
ナショナル・ギャラリーも入場料は無料です。
早速入場。
ここでは中世後期、ルネッサンス期など西洋絵画の主要な伝統様式が展示されています。
この日は平日なので、小学生の授業が至るところで行われていました。
こんなところで教育を受けられたら、才能のある子など芽が出ますよね。
羨ましい環境です。
1時間程度では、とてもとても見きれるものではありませんね..
分かっていましたが舐めてました。
嘆いても仕方がないので、そそくさと退場。
途中昼食を挟みつつ、レスタースクエアガーデンという広場を抜けて次の目的地へ移動です。
3日目午後へと続きます。
佐野