ひくま子育ち支援の家。
先輩事務所である渡辺隆建築設計事務所さんの出身である天野建築計画事務所さんが手掛けられた「ひくま子育ち支援の家」の内覧会へ行って来ました。
小規模保育事業と学童保育を目的とした施設です。
正面からの外観は、かなりクールな印象でした。
門型のアプローチを通り抜けると、園庭と大きな既存の樹が迎え入れてくれます。
樹の根元が築山状になっていて園のシンボルツリーは子ども達の最高の遊び場になりそうですね!
園庭は4方囲われている為、交通量の多い通り沿いであってもとても穏やかな場所になっていました。
中に入り学童保育の部屋に向かうところ。
少し薄暗い通路を抜けたところが大部屋になっています。
一度閉鎖的な通路を通ってきた影響からか、外からのイメージとは随分と違いとても開放的に感じました。
ただ、開放的というより天井高が非常に低く抑えられてる為、とても居心地が良いんです。
床の仕上げも柔かい素材と色調で外観のクールさとのギャップが相乗効果をもたらしています。
工事中に一度見学させて頂いた時には、天井高が低すぎないか(2.2m?位だと思います)気になっていましたが、
仕上がった状態で絶妙な高さになるとは、天野さんさすがですねー。笑
軒下で保護者が立ち話、子ども達はなかなか帰ろうとしない、というような姿が何となく想像出来ました。
使われ方がイメージ出来る建築、良いですね!
最後に色もの。
保育園のカラフルさともちょっと違う色のチョイス。
とても良かったです。
佐野