London研修 番外編 vol.3(完結)
研修旅行の番外「建具」編です!
西洋と日本の建築では建具(戸・ドア)が決定的に違います。
日本では引き戸の文化ですが、西洋では開き戸が一般的かと思います。
また、近年日本では木製建具に変わりアルミサッシなどが普及していますが、西洋では木製建具が殆どではないでしょうか。
しかし、日本でも玄関などの建具には木製を採用することも多いのです。
デザインや装飾も多様ですし、建築を構成する重要な要素として参考になればと思いました。
非常に部分的ではありますが、いくつかの建具(戸・ドア)をクローズアップして残してきたのでまとめてみました。
全て木製ドアです。
片開きドア、両開きドア、大中小、額(窓)のあるドア、装飾の凝ったドア、アーチ形状のドア、色を着けたドア等々。
建具は、外から見ることが出来るので街を歩いているだけで本当にたくさん出会うことが出来ます。
データをまとめるだけでクラクラしてきたのでこの位にしておきますが、気になったものだけ少し紹介です。
建具だけでなくモザイク状の外壁の石も含め印象に残りました。
別に歴史的なものでもなく小さなドアでありますが、アイアンを組み合わせた額のデザイン、深すぎない彫り込み、
ランマに使われているエンボス柄の型ガラスなど、日本でも受け入れられそうなデザインに感じました。
その他、立派系。
SN Design Architectsのモチーフと同じ正方形!
注意書きのワンポイントも正方形でしっくり。笑
最後は、こちら。
セントポール大聖堂の正面ドアです。
今回見たもので一番大きかったかもしれません。
8m以上はあると思います。
建具のデザインは、建築を構成する重要な要素であるにも関わらず、いつも悩まされる部分でもあります。
今回見てきた建具はアイディアの手掛かりとしてストックしておきたいと思います。
これで研修と言えるのか..疑問ですが、Londonの研修旅行は、今回の建具編をもって完結です。
また次の計画を立てなければ!
佐野