地盤工事。
上山手の家は、先週から着工し地盤改良杭工事の施工を終えました。
造成工事によって盛土された敷地なので、表層面はふっかふか状態です。
したがって鋼管杭を全体にわたって打ち込むことで建物の荷重を数m下の支持地盤に伝えるようにします。
杭の先端にネジ状の羽が付いていて重機で回す事によって地面に埋め込んでいきます。
穴を掘る工法と違い、残土(産業廃棄物)が出ない為、ローコストで環境に優しいのです。
打設完了。
何も無かったように見えますが、計36本埋っております。
この様に。
杭工事の次は、根切り工事。
杭の頭を痛めないよう慎重に掘削、床付けし(掘削した後、正確平らに仕上げる事)、砕石敷き転圧をかけます。
これはまだ転圧前段階なので乱れてますけど..
今後は捨コンクリートを打設し基礎の鉄筋組、型枠組、コンクリート打設と順次進んでいくのですが、
一連の基礎工事を抜かりなく確認していきたいと思います!
佐野