見本焼き。
以前より依頼していた浜松市福祉交流センターのラスタータイル、見本焼きがついに届きました。
ワクワクして梱包を開けてみると.. なんという事でしょう!
LIXILさん凄い!! かなりの復元力!
深みのあるラスターの光沢、質感はオリジナルのものとほぼ同じです。
真上から見ると、どれがオリジナルかパッと見わかりません。
規格化され安定して大量生産出来るようになった、現代の建材ではやはりこの質感は出せないのかもと以前のブログで書いたのですが、全然そんなことないんですね。
失礼しました!
がしかし..
現行品ではなく特注もの納期と価格がかなり問題。
在庫はないので発注してから最短で2ヶ月、そして価格は200万円からで最小ロットは50㎡とのことです。
数十枚の張り替えでも200万円。
市へ相談したところ、見本焼きの出来についてはかなり好感触でしたが、やはり納期と価格は難しそう。
予算も工期も発注時の計画とはかけ離れていますので..
外装改修の設計をしている浜松市福祉交流センター。
もしかすると現行商品のラスタータイルで一部張り替えとなってしまうかもしれません。
市のシンボル的施設の一つとしては、少し残念な気がしています。
佐野