鉄骨建て方。
先日、鉄骨の製品検査を終えた某工場の現場では鉄骨の建て方工事が進んでいます。
規模的に工区を幾つかに分けて施工しなければいけません。
現在建っている部分が1工区になります。
これを1ブロックとしてミリ単位で建起しし固めていきます。
同じくらいの工区があと5つあるため、建て方の工期もそれなりに..
そして、以前杭工事について記事にしましたが、鉄骨建て方工事も同様に線路付近での施工という事で、電車の通らない深夜の作業を行う必要があります。
現場サイドとしては、24時間体制という事になりますので大変です。
真夏の作業と重なっているので、体調管理は十分に注意ですね。
一方、追いかけている後の工区では基礎工事の真っ最中。
基礎コンクリートの打設を終えて型枠のバラシに掛っています。
バラされた直後の地中梁の出来形は..
綺麗に出来ております。
若干のコールドジョイント気味の部分もありましたが、概ね良好です。
鉄骨建て方で重要なのは、接合部。
ボルトの保管、種別、締付順序・方法、目視確認、工具点検など..
注意する事が多いのですが、安全に且つ間違いのない施工と品質が求められます。
特に雨天時の作業はNGですので、昨日の梅雨明けはナイスタイミングです!
佐野