製図。
大阪へ向かう為に新幹線のホームで並ぼうとしたところ、私の出身事務所の後輩Kくんに遭遇。
Kくんは、とあるビックプロジェクトの担当者で名古屋の某大手設計事務所へ毎日浜松から出向しております。
同じ時間の新幹線とは奇遇な。
以前ブログで一級建築士合格の祈願という記事で紹介した後輩です。
7月24日に行われた一級建築士学科試験を見事通過したそうで、私も嬉しい限り!
しかし、喜びも束の間。
彼の頭の中は製図試験でいっぱいの模様です。
毎晩製図の練習に明け暮れていて、日中も製図道具を肌身離さず持っていました。
これは、彼の三角定規。
作図に掛る時間は早いに越したことはありません、いかに時間短縮出来るかが最初の課題です。
徹底的に無駄を省くこと、三角定規とテンプレートが一体になった道具もその一環です。
定規は図面に張り付きますから素早く持ち上げる為の取っ手も必須です。
もう一つ、三角スケール。
メモリが段々になっている為、目移りし難く使いやすいものです。
マーキングする為のペンもキャップタイプですともたつきますから、ノックタイプを使ってるんですと.. 彼からは「受かるんだ」という気迫が伝わってきました。
その心意気、とても大事です。
一級建築士の結果発表は年の暮れで、クリスマスプレゼントと言われたりします。
彼ならきっとサンタが来るでしょう。
佐野