一年点検。
丁度去年の今頃、お引渡しをしたみそら保育園さん。
丸1年が経過したという事で、建設会社と共に1年点検を行いました。
使用後の不具合が無いかを細かく確認です。
園長先生には、各担当の先生方に予めヒアリングしおいて頂きました。
やはり細かな不具合は、現場の先生方に確認するのが一番です。
例えば、フローリングの割れ。
ささくれ立ってしまうと危ないので、部分的に張替が必要です。
ボードジョイント部分でのクロスのクラック。
ここでは腰窓がある為、衝撃によるクラックを踏まえて目地を設ける必要があったかもしれません。
人口木デッキの熱膨張によるサッシ網戸の動作不良。
樹脂物は外壁やサッシ・ガラスを壊すほど熱膨張します。
かなり念入りに打合せと施工を行った部分ですが、やはり長手方向のクリアランス(隙間)もう少し必要だったようです。
樹木の枯れ。
シンボルツリーとして植えたヒマラヤスギ。
12月にはクリスマスの飾りをするつもりでしたが、葉が落ちて元気がなくなってしまいました..。
残念ですが、植え替えです。
その他はクロスの小さな傷(使用上)、木製建具の微調整等々、大きな問題はなくホッとしました。
寧ろ日々の清掃、メンテナンスが行われとても丁寧に使われていることがよく分かりました。
廊下の無い園舎も少しずつ使いこなしているようです。
様々な苦難があり、それを乗り越えて出来上がった園舎です。
熱心な保育への想いが表れているのだなと感じると同時にとても嬉しく思いました。
佐野