色。
色彩の手帳という小冊子、Newshop浜松のオンラインストアにて購入。
初回入荷時は即売り切れとなり、再入荷で手に入れることが出来ました。
50の見開きに挿絵的画像とテキストで纏められた冊子で、色彩の専門的な内容が簡潔かつ的確に書かれています。
建築を造る上で多かれ少なかれ色決めを行う訳ですが、それ以前に可能な限り素材感のある材料を選びたいと思っています。
「材を決めること=色が決まる」 要するに自然的材料の選択これが私の理想です。
かといって全てが自然的素材ともいかず、何色にでもなってしまう建材も使わざるを得ない訳でして..
むしろ殆どの材料が建材で構成されるのが一般的ですから、照準を絞って自然的素材を選択することになります。
その時に隣り合う自然的素材と工業製品とのバランスが非常に難しく中和に色彩が極めて重要だと思います。
本冊子を読んでこれまで我流で感覚と好みを頼りにしてきた色彩、改めて考えさせられました。
色決めは奥が深いです。
佐野