引渡し。
昨日、6日間の海外研修から戻りまして早速本日から業務復帰です。
若干の時差ボケを気合で吹き飛ばし、某工場のお引渡しの立会いをしてまいりました。
見ての通りハコ型の建屋ですから、それほど難しい建築に見えないかもしれませんが、線路沿線であることから工事時間の制限などもあり工期はタイトなものでした。
またクライアント支給の様々なライン機械との取り合い調整、スケジュール調整の打合せがひっきりなし。
殆どが海外製ということで、規格の異なる配管配線の一次側・二次側の接続など注意が必要で綿密に進められました。
クライアントと施工者が多忙を極めるため、建築の技術的確認を私達が代わりに行う事が今回の業務。
公共建築で培った経験を民間建築へ活かすことが求められたと思います。
去年の4月から工事監理の助言業務として10ヶ月間携わらせて頂きました。
業務を終えてみて、この現場で学ぶことは沢山ありました。
この現場で得た経験や技術や対話術は、次の建築造りへ活かしていきたいと思います。
佐野