spain研修 2日目am。
1月末の6日間、スペインのバルセロナとマドリッドへ研修旅行に行ってまいりました。
この研修は、異国の文化、建築、美術、食を生で体感することを目的にしています。
(研修 1日目はこちら)
2日目からバルセロナの街を見て回りました。
この街には13年前に初めて訪れまして、今回は2度目になります。
聞くところによるとバルセロナに訪れる方の約7割がリピーターらしいです。
確かに私達も前回まわった場所の幾つかを再度訪れる事を計画していました。
特に変化があったのは今もなお進化し続けているサグラダ・ファミリアです。
前回は内部空間が作業足場で埋め尽くされていましたが、今回は美しく出来上がった大空間を体験することが出来ました。
写真で比較してみるとその違いがよく分かると思います。
そして旧市街のゴシック地区の路地、とても良い雰囲気でした。
2日目..
早朝、ホテルからランブランス通りに出てみると、雨..
傘は持っていましたが、心のどこかで雨は降ることは無いと思っていました。
天候ばかりは、仕方ありません。
手始めに遠い所からという事で、世界遺産でもあるサン・パウ病院へ。(ついた頃には晴れてきました!)
設計はカタルーニャ音楽堂と同じく建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーが手がけています。
145,000㎡の敷地内に48の建築が立ち並ぶ巨大な建物群で、ほぼ街..かなり見応えがあります。
2009年まで実際に病院として使用していたそうです。
そして次は、このサン・パウ病院の真正面にあるもの..
サグラダ・ファミリアへ。
言わずと知れた建築家アントニ・ガウディのデザインです。
ここがお決まりの撮影スポット。
入館時に見上げてみました。
ブロンズの門扉は日本人彫刻家の外尾悦郎さんによるもの。
なんとこの時ご本人がいらっしゃったようです。
いよいよ入館。
縦に伸びる大空間、以前の姿とは全く違います。
こちらが13年前。
真上を見上げるとまるで万華鏡のようです。
周囲のステンドグラスであしらった開口部からほのかな光が差しています。
これは完成形の模型で、色の薄い(白色)部分がこれから造られるものです。
9年後の2026年には、ついに完成されるようですから再々訪問をしなければ。
2026年..数字をみると物凄く未来の様に思えますが、たったの9年後なんですね。
こちらは、構造を示す模型。
カテナリー曲線という、ヒモの両端を持って垂らしたときにできる曲線で上下逆向きにした形状にすると全ての部材に圧縮力がかかることになり、力学的に安定します。
その曲線を複合的に組み合わせたものがこの模型です。
複雑ででたらめに見えるかもしれませんが、非常に合理的な構造なのですね。
次は街歩き。
プルタル・デ・ランジェル通り。
ゴシック地区の路地。
最高に良い雰囲気でした。
同じくゴシック地区の路地。
路地を歩いて行きついた所は、ピカソ美術館。
ここの階段の場所で、13年前に安藤忠雄さんに会ったのです。
今でも鮮明に覚えております。
もしかしたら今回も居たりして..と思ったのですが、残念でした。
入館し美術鑑賞を終えたら、昼食です。
パエリアの有名店「Restaurant 7 Portes」へ。
ここも13年前に訪れたの場所ですが、どうしてもココのパエリアが食べたくて再訪問。
シーフードのパエリアを注文。
最高に美味しかった!絶品です。
また来たい!!
ココまでが午前、午後へ続きます。