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現状維持。

住宅の設計のご依頼を頂くと計画地が更地という場合もあれば、既存の建物が建っている場合もあります。
既存建物があるときは、築年数でいうと40年前後かそれ以上が多いでしょうか。
今ある物を活かしてリノベーションという方法も有りますが、解体して新築するということになります。

一方、私が暮している家はまさに築40年位になりまして、色々な箇所で痛みが見受けられます。
そして現在、瓦屋根の絶賛補修工事中です。
kawara-1

40年前に焼いて造った瓦になりますが、当時瓦を焼く窯が新しく増設されたばかりらしく、焼き加減の調整が微妙だったとの事。
その為か30年を過ぎたあたりから瓦の表層が割れ初めてきました。
kawara-2
割れ始めた瓦もかなり広範囲になってきたため、やむなく全面補修に。
ついでに外壁の塗装も行います。

設計を生業としている者としては「いつか自邸の新築設計を」と夢見たりしますが、まだ暫くは生まれ育った家と共に歩んでいきたいと思います。

佐野

Posted on
Sep 20, 2017 at 8:30 PM
Category
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Author
sano

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