細部。
鴨江の家の工事は年内に大工さんの仕事を終えるべく進められております。
フローリングや造作枠などもほとんど取付けられて、現場を覗くたびに仕上がっていくのがよく分かります。
外壁の板張りもビシッと通り良く張って頂き気持ちが良い。
大工さんからかなり手間が掛ったとお聞きしましたが、1㎜単位で割付をした施工図通り。
素晴らしいです。
段々と細かなパーツの製作に入っておりまして、この日は腰壁の笠木の一部を造り込んでいました。
また、板金屋さんも一枚板で出来る限界に挑んで四苦八苦。
無茶ばかりお願いして大変申し訳ございません。
そんな中 私が出来ることは、先ず設計者として妥協はしないこと、造って頂く方へ誠意をもって感謝をすること。
そして現場の意見を尊重すること。
御施主様は当然ながら手を動かして頂く方々にも造ったかいがあったと思って頂けるように、過程を含めて努めていきたいと思います。
佐野