車のデザイン。
浜松ヤナセのショールームが盛大につくられたので、勇気を振り絞って冷やかしに行ってみました。
さすがはヤナセ、駐車場に入るや否や警備員が丁寧に誘導、もはやセレブ気分。
巨大なショールームに入ると先ずnew smart達がお出迎えしてくれました。
このモデルは3世代目になるのですが、2人乗りなので可愛らしいフォルムです。
内装なども丸みを帯びたデザインで統一されています。
その奥には、お目当てのメルセデス達が・・
ところで私、国産、外国産、新旧問わず車のデザインを見てその背景を想像するのが好きでして普段から運転中に廻りの車を凝視しております。
何故その形なのか?全体の造形やライン、パーツの区切り方、材質など造られた時代背景も踏まえ想像します。
パーツそのもののディテールにも興味があります。
特に注目しているのは、やっぱり顔となるフロントグリルとヘッドライト、リアはテールランプです。
これは、A-class sportsのフロント。
特にヘッドライトは奥が深い。
正面で見ていた形、斜めから見た形、横から見た形で印象が全く違います。
優れたデザインは、どの角度で見ても同じ印象を与えることができるものだと個人的に思っております。
立体でそれを実現するには色々な工夫がされていると考えます。(言い出すとキリがない)
A-class sportsのテールランプ。
最新型は、従来の⊃型からL型へ変更されてよりスタイリッシュになりました。
最近はLEDラインが国産車にも増えましたが、やっぱりドイツ車は先駆者ですね。
シビれます。
こんなものもありました。
1963年式のMercedes600 レトロなデザインから想像もつきませんが、全長5540mm 全幅1950mmという巨大サイズで その車重は2470kg、排気量は6322ccと言うモンスター。
時代を感じます。
建築も角度、奥行、陰影、素材、時代そして環境というもとに晒される似たもの同士、車と近いなと感じます。
車のデザインはそのものが機能です。
その背景を考えることは建築のデザインを考えることに繋がるかもしれません。
佐野