公共案件経過。
現場監理を複数行っている浜松市の公共案件は、マスター工程通り順調に施工が進んでおります。
某恊働センターのユニバーサルデザイン化整備では、既存のRC建築へエレベーターを新設していきます。会議室や機械室だった部分へエレベーター昇降路やピットをつくるのですが、会議室や機械室も必要な訳で別の部屋も巻き込んであらかじめ間取り変更を行います。機械室には発電設備を備えていたために別の場所へ発電設備を移設。
そしていよいよエレベーターピットの施工に入り始めました。既存の建物内のスラブ(床)をハツリとって掘削し構造体を追加していきます。この日は、底盤スラブの施工前の捨てコンクリートを打設。
他の部分では、間取り変更でいくつかの部屋がつくられてきました。こちらは新設の授乳室。良い景色が見える小窓が細やかなポイントです。
こちらは、防災学習施設整備事業です。廃校となった小学校の跡地を利用した施設で、駐車場の整備が完成しました。検査監の中間検査を受けております。
アスファルト舗装のコア抜き検査。
所定の厚さが確保させているかを確認する出来型検査です。3箇所実施しいずれも問題なし。しっかりと施工されております。既存の旧校舎内では別途発注の防災学習のための展示施設整備が進められております。現在台風や地震など各地で被害が出ておりますが、決して他人事ではありません。防災についてしっかりと学ぶことが出来る施設になって欲しいと思います。
いずれの現場も今年の猛暑の中、事故もなく安全かつ工程通りに施工して頂けたことは本当に感謝です。
引き続き労いの精神を持って工事監理を進めていきたいと思います。
佐野