地盤改良。
音の森こども園の現場は、地盤改良が行われました。
採用している工法は、木杭を使った環境に優しいタイプのものです。地中に圧入することで地盤との摩擦力を得られる仕組み。先ずは、設計通りの材料であるかの受入検査から。
施工計画にて予めボーリングデータと20箇所行ったサウンディング試験(いずれも地質調査)から所定の地層を想定。1本目の杭にて重機の計器で深度と所定の地耐力のチェックし、問題ない事を確認です。
以後は、このデータをベンチマークとして間違いのない施工となるように進めて行きます。
しかし押し込むだけでずぶずぶと何メートルも地面に入っていくのは、不思議な感じがします。
機械の力って凄いんですね。
圧入完了後の木杭はこの様な状態。
全部で約270本を建物の下へ満遍なく打ち込み、堅固な地盤へと整えていきます。
佐野