掲載されました。
私が設計・監理の担当を行いました「掛川市立さかがわ幼稚園」と「静岡県立浜松湖北高等学校多目的体育館」が、
この度 新建築2016年3月別冊 都市に森をつくるⅡ に掲載されました。
当初は去年の11月発売の予定のところ、3ヶ月延期で本日2月2日より発売開始です。
私の手元には二日前に郵送で贈呈されましたが、発売日前に届くのは特別な感じがして嬉しいですね。
こちらの冊子は木造建築物を取り上げた特集となっていまして、著名な建築家の作品や対談など内容が盛り沢山となっております。
全部で19作品の掲載がされているのですが、なんと私の設計を2作品も掲載して頂きまして嬉しい限りです。
それも先頭から3作品目で坂茂さんと妹島和世さんの間という私にはもったいなき状況です。
ほぼ公開処刑!一生の宝にします!
建築主様、施工者様、関わって頂いた多くの方に感謝です。
さてさて、近年は木造建築がより注目されていますが、やはり木は良いです。
今回掲載されたのは、幼稚園と体育館になります。
内容は直接掲載出来ないので、以前撮影したものをご紹介します。
掛川市立さかがわ幼稚園
この園舎は緩やかな円弧を描き園庭を優しく包み込む造形とし、園庭に視線が集まるようにしています。
園庭と一体的にする為に、全長40m以上の引き戸によって園舎を全開にすることができます。
カラマツ集成材を使った木造軸組構法で、扇形の曲面屋根と台形平面の直線が取り合う部分に設計も現場も苦労しました。
静岡県立浜松湖北高等学校多目的体育館
競技に必要な空間を石橋のアーチ構造を手掛かりに設計しました。
アーチ構造とすることにより木材の圧縮に強い特性を活かし通常の断面サイズの半分以下とすることが出来ました。
この巨大アーチは国内で1箇所しか製作出来る所がありません。
この現場も色々と苦労しました。
手前味噌ではありますが、執筆も行わせて頂きました。
より詳しい内容は是非誌面にてご覧下さい。
全国の専門誌を取り扱う書店で販売されております。
佐野
(注)上記内容は代表 佐野個人が前事務所で担当した作品を含んで紹介させて頂いております。