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浅田の家。

弊社サイトの実績として掲載している浅田の家は、私の祖父母の住宅として7年前の区画整理により建替えた住宅です。
ところが祖父母は既にかなり高齢でしたので、残念ながら新築後間もなく祖父が他界、一人になってしまった祖母も直に施設に入ることになり、数年間空き家になっていたのです。
誰も使う人が居ないのであれば・・という事で事務所として私が借りることになった訳です。

さて、浅田の家の設計趣旨を一言でいうと「一間-ひとま」です。
高齢の祖父母は、段々と足腰も悪くなり外へ出ることも一苦労。
家に閉じこもってばかりで外部から隔離された生活は豊かとは言えないと思いました。
だから日常生活へ積極的に外部を取り込みたい、庭を含めた家全体が「ひとま」と言える構成にしようと考えました。

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このように全ての部屋は庭を中心に間取りし、家のどこにいても外部と繋がることが出来ます。
庭は植栽で適度に目隠ししつつ、歩道を歩くご近所さんや学生の自転車、交通状況など街の様子が部屋の一番奥からでも伺えます。
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事務所として使う事になった今もショールーム的に住まいのイメージが出来るように、極力住宅に近い姿を保つようにしています。
なるべくオフィスっぽくない家具を選んだり、OA機器など見えない様にしたり、無線化をしたり、
特にお気に入りのオフィスチェアは、メタリック素材がほぼ見えないブラック樹脂仕上げのモノで地味に工夫しているんです。
誰も気付いてくれませんが。
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こんな感じでスタッフの久野とマッタリとしている時もあります。
まぁ読んでいるフリですね。
jimusho
ということで、和やかな雰囲気のSN Design Architects事務所はいつでも見学可能、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
アポなしでも大歓迎です!

佐野

Posted on
Jan 13, 2016 at 9:00 PM
Category
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Author
sano

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白メガネ。

本来私はかなり視力が良い部類だったのですが、設計というお仕事はパソコンや模型製作などのデスクワークが多く目を酷使します。
三十路を過ぎたころから徐々に近眼になってきたのですが、これまで鮮明に見えていた為か少しの視力ダウンがかなりストレスに感じました。
特に工事現場では、遠くのものや離れた位置から建物を確認したりすることも多いので視力は相当重要なんです。
したがって本来の視力を取り戻す為、メガネを数年前から使用することになりました。

ところで最近はメガネをファッションの一部として取り入れている方も多いですよね。
私もどうせならプラス効果のあるメガネをと思い現在は白フレームのメガネをかけております。
プロフィール写真でも装着しております!)
shiromegane
なぜ白か?
建築家の伊藤豊雄さんが白だから・・ではありません。
理由は「初対面で印象に残る」からです。それとちょっとクリエイティブな印象も与えられてりして・・という思いも。
お会いしたほとんどの方が「白メガネの人」という記憶が残っていて非常に効果が高いです。
黒フレームはよく見かけますが、白フレームは居そうで居ませんよね。
ある方には「ドン小西」と言われましたが。

ただしコレに出会うまではなかなか気に入るものが見つからず・・
メガネとしてはスタンダードな形が良かったり、安っぽいプラスチッキー素材が良かったり、白単色が良かったり、フレームも適度な厚みや幅が良かったりと、自分の好みで色々探したのですが、有りそうで無いんですね。

結局このメガネも元々はヒンジ付近がクリア素材になっているデザインでしたが、自分で白塗装を施しカスタムして使っております。
(せっかくなので、スリット状にクリア部分を残してありますが)

メガネも消耗品の一つですから いずれは別のモノも検討しなければいけませんが、
白は気に入っているので取り合えず当分はこのままいきたいと思います。
傷も目立ってきたし再塗装をしてリフレッシュしなければっ!

ドン佐野

Posted on
Jan 12, 2016 at 6:30 PM
Category
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Author
sano

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改めて。

前回の記事で事務所名とロゴについて書きましたが、今回は少し自己紹介を。

改めまして、SN Design Architects代表の佐野剛史と申します。
よく下の名前を「ツヨシ」と読まれますが「タケシ」と読みます。
生まれも育ちも生粋の浜松人で、現在35歳 今年は年男です。
(学生生活を4年横浜で過ごしましたが)

新卒で建築業界に入り今年で13年目になります。
建築を志すきっかけになったのは・・やはり父の影響でしょうか。
父は建設業を営んでいるのですが、忙しくて基本的に家にいたことがありませんでした。

だから「働くお父さんの背中を見て」というような美しい話ではなく、
単純に何となく・・というのが私自身の意識というところですが、
きっと無意識に影響されていたのだと思います。

そんなこんなで何となく、そしてなんの迷いもなく建築の道を選んだわけですが、
昔から絵を描いたり工作したりするのは本当に好きだったので、
学生時代 設計課題だけは没頭していたような気がします。

大学卒業後は浜松に戻り地元では大手の竹下一級建築士事務所に入所しました。
竹下事務所では主に公共物件や企業などの規模の大きな設計を手掛けていて、
そこで12年間社会人の基礎、建築のイロハを学ぶことが出来ました。
本当に多くの事を学ばせて頂き、感謝しきれないほどです。

さて独立のきっかけは・・
それは、竹下事務所での仕事にとてもやりがいがあったからなんです。
は・・??では辞めなければ・・と思われるかもしれません。

やりがいがあり、人に喜ばれる仕事だからこそ、今度はこれを自分の手で実現したい。
人生は一度きりですから、やってみよう! と感じました。

そして去年の4月1日に事務所を立ち上げて今月で10カ月目に入りました。
ということで、まだまだ未熟な事務所ですが日々成長出来るように努力していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!

Posted on
Jan 11, 2016 at 9:09 PM
Category
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Author
sano