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London研修 最終日。

ロンドン建築研修旅行の最終日(4~5日目)です。

最終日の日程は、フライト時間の都合上 朝食後直ぐに空港へ向かう予定でした。
ところが、ベルギーでのテロが起きてしまったので空港も厳重態勢に入っているという情報が..
セキュリティー検査も通常より時間が掛ることが予想されたので更に早めて向かうことに。


ロンドン ヒースロー空港到着。
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最終日が一番天気が良いという、名残惜しき状況。
日頃の行いが良くないからでしょうか・・

セキュリティ検査を突破。
空港内は、意外と穏やかでした。
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フライト時間まで余裕がありましたので、再度お土産を購入です。
空港でのお土産はダメですね、パッケージに日本語が書いてあったりするので台無しです。
後で見てショックでした。

そして最後にビールを一杯。笑

さらばロンドン、また来たい!絶対来る!
と心に誓い帰国です。


さて、遠足は家に帰るまでとはよく言いますね。
日本に帰ってきたからと言って建築研修は終わっておりません。

成田第3ターミナルLCC空港を見ずして帰れません。
この為にわざわざ成田空港にしたのですから!笑
第2ターミナルから疲れたカラダに鞭を打って向かいます。

競技場のトラックの様なアプローチが特徴的です。
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約500mほど。
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結構距離がありますが、面白い通路なのでそれほど遠さを感じません。
床はゴムチップ舗装で足にも優しいです。

途中にパーキングエリア的な場所も。
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ちゃんと自販機とベンチがあります。

着きました。
正面が成田第3ターミナルLCC空港のエントランスです。
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NARITA INTERNATIONAL AIRPORT TERMINAL3 / 成田国際空港 第3ターミナル
2015年 株式会社日建設計、株式会社良品計画、株式会社PARTY
2015年のグッドデザイン金賞を受賞しております。
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中も連続してトラックラインが通っています。

トラックラインに沿って歩いていくと、ここに着きます。
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シンプルで分かり易い!
(あっ..お巡りさんが見てる。決して怪しいものではございません!)

トラックラインの途中には、コンビニや本屋さん、フードコートなどがありました。
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インフォメーションカウンターも統一されたデザインです。
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走って行ったらそのままカウンターを登れそうです。

格安航空という事なので、空港内も本当に必要最低限の用途に絞られていて、使われている材料も決して高価ではありません。
しかし移動する為のサイン計画はとても分かり易く、そして斬新なデザインなので利用者は単なる移動なだけでなく楽しんで移動出来ると感じました。

第2ターミナルに戻ります。
また500m..
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..ん?
先ほどは天井に赤い文字は無かったが..

おぉ~、そうゆうことですか。
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なみなみの片側だけに書かれていて進行方向のみに見えるようになっていたんですね。
よく考えられていますね!
これは、応用出来るかもです。


この後、リムジンバス→東京駅、新幹線→浜松でやっと帰社。

こうして見て、感じたことを記事にすることで復習にもなりますし、思い返すことで理解が深まったり、間違いに気付くことも出来ます。
5日間と言えど業務を止めていく訳ですので、直接的ではなくとも自分の潜在的な部分に良い影響をもたらせたらと思います。

これで、ロンドン建築研修旅行は幕を閉じるのであります。

なお、後日「番外編」を記事にしたいと思います!

佐野

Posted on
Mar 31, 2016 at 8:30 PM
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Author
sano

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London研修 3日目pm。

ロンドン建築研修旅行の3日目の午後です。

3日目午後の写真が最も多くアップする数も最大になりそうです。
百聞は一見に如かず! ということで..


午後一で訪れた場所は、ピカデリーサーカスです。
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有名な広場です。
観光客なのか地元の方達か分かりませんが、かなり賑わっていました。

そして、ここからすぐ近くにある場所へ。

Regent Street / リージェント・ストリート
1825年 ジョン・ナッシュ
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世界的にも有名なロンドンの大通りです。
曲線の建物と道路が印象的ですね。
ユニクロもありました!(左側)

この後、英国王室 御用達 紅茶のフォートナム&メイソンに寄り、紅茶を購入。
更にロンドンの中心地にあるマーケット、コヴェント・ガーデンへ。
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アートやハンドクラフト、アンティーク雑貨など色々売っていました。
鉄骨もやっぱりアーチです。

今度は、地下鉄で移動。

着いた先は、
St Paul’s Cathedrel / セント・ポール大聖堂
1711年 
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ルネサンス+バロック様式の建築です。
高さ111mあるこの大ドームは、かなり離れた場所でもよく見えます。

早速入場しようと思ったところ、なんとミサを行っている最中なので入場は30分以上後になると言うのです。
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多くの人がミサが終わるのを待っていました。
..待てません..私達にとって30分は大きい。
ここは諦めて次へ向かいます。

セント・ポール大聖堂から真っすぐ進んだ先。

Millennium Bridge / ミレミアム・ブリッジ
2000年 フォスター・アンド・パートナーズ、アラップ
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橋を渡る途中に寝っ転がっている方が。
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何をしているかと思ったら。

無数に散在している吐き出されたガムにペイントを施して、アートをつくっていました。
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テムズ川を渡るとそこにあるのは、
Tate Modern / テート・モダン
2000年 ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン
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元々は、レンガ造の発電所です。
改修して、現代アートの美術館になっています。
着いた時間は16:00。
開館残り時間が僅かなので、入場料は無しで良いと言われました!
(と、勝手に翻訳 笑)

これは、三角形のプランターにロンドンの公園で採集した土を入れて種は植えてないけど、水と光は与えます。
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そしたら何が生える? というアート。
面白いですね。

テート・モダンは現在、ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロンの設計によって増築工事中です。
今年の6月17日にオープンするそうです。因みにプチ情報、6月17日は私のbirthdayです!
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模型や工事写真を紹介しているコーナーもありました。

昨日対岸から見た、シティ・ホールへ入ってみたい、という事で更に移動です。
途中、ノーマークだった教会へ寄り道です。

Southwark Cathedral / サウスワーク大聖堂
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下調べをしていなかったので情報不足だったのですが、ビックリするぐらい素晴らしい建築でした。

昼間に見ることが出来たら、光の入り方など見られたのですが、残念です。
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夜の大聖堂は、大空間と対照的にひっそりとしていました。
ここは、オススメですねー。

最終目的地。
City Hall / シティホール
2002年 フォスター・アンド・パートナーズ
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タイムアウトです。
入館できませんでした。
しかし、この夜景を見ることが出来て感動です。

当初の計画では、タワーブリッジを渡りその先の、
Lloyd’s of London / ロイズ・オブ・ロンドン
1986年 リチャード・ロジャース
までは、見たかったのですが、体力的に限界でした。
これを見ずに帰ることになるとは..

地下鉄でホテルに向かいつつ、イギリス最大の老舗高級百貨店ハロッズでお土産を購入、大荷物で息も絶え絶えでした。笑

ヘルスケアアプリでこの日の、歩数を確認したら
約27,000歩、歩行距離20.01㎞、上がった階数26階。
さすがに、疲れましたー!

最終日へ続く。

佐野

Posted on
Mar 30, 2016 at 10:00 PM
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Author
sano

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London研修 3日目am。

ロンドン建築研修旅行の3日目の午前です。

ロンドンの天気は不思議な変化をします。
どんよりした曇りが一瞬にして快晴になったりまた、一瞬で曇ったりと。
曇っていることの方が多かったのですが、天気が良くないと写真映えしませんので困ります。


ケンジントンにあるホテルから最寄りの地下鉄駅へ向かいます。
途中改修工事中の現場が。
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養生シートに建物の絵が描かれていました。
街の景観を大切にしているんですね。

ハイストリート ケンジントン駅から、昨日の続きであるウェストミンスター駅を目指します。
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Westminster station / ウェストミンスター駅
1999年 Michael Hopkins & Partners
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ワッフルの様な構造ですね。

駅を出ると目の前が、ウェストミンスター寺院(左)とビッグ・ベン、ウェストミンスター宮殿(右)です。
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ウェストミンスター宮殿の装飾は生で見ても現実ではないかのように感じました。
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見上げ。これ本当に石ですよね?
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ゴシック建築の3大要素、リブ・ボールト、フライング・バットレス、そしてここでは尖頭アーチが。
尖頭アーチにより天井をより高く、視線もより上へ誘導することが出来ます。
東京都庁庁舎の設計にも日本の近代建築の巨匠、丹下健三氏によってへゴシック建築引用されています。

Westminster Abbey / ウェストミンスター寺院
1245-1745年 
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こちらは、フライングバットレスが見えますね。
10:00から入場出来るという事で寄り道しながら10:15着いたら大行列!
分刻みの計画だったので、かなり痛手..しかしここまで来て入らぬわけには、10分だけでも..
入場料は一人20ポンド(約3400円)ぐぬぬ。

中に入ると、日本語の音声ガイドを借りられます。
撮影NGなのが残念です。
言葉では表現できないほどの建築でした。

急いで次へ。

National Gallery / ナショナル・ギャラリー
1838年 ウィリアム・ウィルキンス
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トラファルガー・スクエアより。
急に晴れました!
ウェストミンスター寺院から約1.1㎞、小走りで何とか予定通りの時間に。
地図で「ロンドン」と示される場所はココです!

ナショナル・ギャラリーも入場料は無料です。

早速入場。
ここでは中世後期、ルネッサンス期など西洋絵画の主要な伝統様式が展示されています。
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この日は平日なので、小学生の授業が至るところで行われていました。
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こんなところで教育を受けられたら、才能のある子など芽が出ますよね。
羨ましい環境です。

1時間程度では、とてもとても見きれるものではありませんね..
分かっていましたが舐めてました。
嘆いても仕方がないので、そそくさと退場。

途中昼食を挟みつつ、レスタースクエアガーデンという広場を抜けて次の目的地へ移動です。
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3日目午後へと続きます。

佐野

Posted on
Mar 29, 2016 at 8:30 PM
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Author
sano