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外壁。

昨日に引続き、上山手の家。

外壁は、フレキシブルボードを下見板張りします。
ヨロイ張りとも言います。

kamiyamategenba-3

外壁屋さんにコーナー部分を使ってモックアップの製作をして頂きました。
この日は本格的に張りだす前に、納まりの確認です。

フレキシブルボードとはセメントと補強繊維が主原料の不燃ボードです。
高圧のプレスで加工するため湿気などでの寸法変化、反りなどが少なく品質が安定してるという特徴がありますが、
変化の少ない分、留めつけるビスの熱膨張による割れなどを注意する必要があります。

雨仕舞いの基本は材と材の「重ね」が大切です。
水が内側に回らない為に、物理的に外へ逃がすような造りを改めて現場検証です。


数分後..


下見板状に張れました。
kamiyamategenba-4
良さそうです。
あとは開口廻りなど割り付けに注意して行けば..
1つでも割り付けがずれたら全て破綻してしまいますので!

フレキシブルボードは大量生産の建材ですが、セメントは素材感がある事と
ロットによっても自然なムラがあり、外壁に表情が出る事も楽しみです。

佐野

Posted on
Jun 30, 2016 at 7:00 PM
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sano

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木造検査。

上山手の家は木構造の検査を行いました。
構造設計者と施工図通りの金物が施工されているか全数確認です。
kamiyamategenba-1
この日は、住宅瑕疵担保の検査と建築確認中間検査と構造設計の構造検査の3本立て。
現場が遠方で頻繁には行けない為、各検査はセットにして対応です。

瑕疵担保と確認中間検査は特に問題なく合格を頂きましたが、
構造設計の検査では、隠蔽部の写真確認や一部の金物の不足などの指摘があり。
大工さんには即日対応して頂きました。

窓、窓、窓。
kamiyamategenba-2
同じ大きさの窓を同じ位置で揃えて部屋、吹抜け、部屋、外と連続させています。
撮影場所の後ろにも同じく窓があります。

吹抜けのトップライトにはブルーシートを被せてあるので青く反射していてよく分かりませんが、
暗、明、暗、明と明るさも交互になるはず..

工事の進捗が楽しみです。

佐野

Posted on
Jun 29, 2016 at 7:30 PM
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sano

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鉄骨工場。

某工場の現場では、鉄骨を製作しております。
現場へ搬入するまえに製作工場にて鉄骨製品の検査を行いました。

鉄骨の製品検査は久しぶりです。
約1年ぶり、みそら保育園の時以来。
鉄骨-1
こちら浜松市内の某鉄骨製作工場。

さて、鉄骨の製品検査です。
これは、本溶接前の仮組の状態を確認。
鉄骨-2
柱と梁を溶接するのですが、溶接する部分の隙間が大事です。
のりしろみたいなもので、幅や角度が規定値より下回ると問題です。

右が角度を測る物、左が幅を測る物。
鉄骨-6

次は本溶接された物の溶接部を確認です。
鉄骨-4
超音波の反射を使った特殊な検査装置によって溶接内部に不良が無いかチェックです。

仮組、本組、寸法、材種、溶接など確認、問題ありませんでした。
あとは、錆止め塗装を施して現場へ搬入するばかり。


しかし鉄骨工場は、やはり良いですねー。
私、大好きです。

鋼材を切断したり、穴あけしたり、溶接したりと加工を見る事、音や光や匂いたまりません。
工場の方々は早く帰って欲しいと思いますが、ずっと居ても飽きませんねー。

食品関係の工場見学もとても面白いのですが、
機械の生産のラインとは違い一品ものを人の手で拵える、人の技術が見えるところに惹かれますね。

佐野

Posted on
Jun 28, 2016 at 8:00 PM
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Author
sano