ブログ

blog
blog bysano

清水寺。

短時間での京都滞在、どこに行こう.. 駅から近い所..
やはりここは、王道 清水寺でしょう。
kiyomizu-1
人生三回目の京都で、清水寺に訪れるのも三回目。
しかし何度来ても良い所ですね。

梅雨の合間の晴天。
kiyomizu-2
重要文化財である三重塔の丹塗りが、青空に栄えます。
美しい.. 汗だくになっても来てよかったと感じた瞬間です。

建築を見るというより完全に観光ですが、何やら変わったものが目に入りました。
kiyomizu-3
樋?
本堂舞台には屋根が半分程度しか掛っていないので、軒樋を設けてあるんですね。
雨水は竪樋で下に落としたいところですが、軒の出が深いためか谷に向かって開放されています。
樋があるとはそもそも知りませんでした。

そして、本堂舞台を支える懸造り(がけづくり)。
kiyomizu-5
高さ13メートルの舞台を支えている18本の欅の柱、圧巻です。
釘は一本も使われていません。
柱と貫で組合せ、楔(くさび)で締めています。

更によく見ると、貫の水平部分には小さな屋根が設えてあるではないか!
kiyomizu-4
建物を長年もたせる為には、木を水から守ること、雨水を適切に切ることが大切という事です。
どんなに強い材、構造であっても避けて通れない自然の節理です。

名建築に学びました。

佐野

Posted on
Jun 22, 2016 at 7:00 PM
Category
blog
Author
sano

blog bysano

京。

昨日の記事に続き見上げの画像。
kyotostation-1
これは京都駅のガラス屋根です。
当たり前ですが住宅のトップライトとは規模が全く違います。

上山手の家の上棟を終えた翌日、急遽時間が出来たためどうしようかと考えた末、
浜松に帰りながら京都へ寄ってみることにしました。
京都を訪れるのは3回目?だろうか、1回目は小学生のころ修学旅行で、2回目は8年ほど前に車でした。
京都駅を利用するのは初めてです。

建築家 原広司さんによって設計された有名な駅。
1997年に竣工、既に19年も経過していたんですね。
それまで一度も京都駅を利用していなかったとは..

kyotostation-2
壮大な空間のアトリウム、これほどまでとは.. 想像を超えていました。

しかしながら..どこに何があるのかよく分からず、ウロウロウロウロ。
お陰様で、京都駅内を少し知ることが出来ました。

その挙句.. 帰りの新幹線に乗る為に2回も自動改札を閉められるという失態を!笑

佐野

Posted on
Jun 21, 2016 at 6:30 PM
Category
blog
Author
sano

blog bysano

上棟。

先週末、上山手の家が無事上棟しました。
kamiyamatejoto-1
梅雨の合間の晴れとなり、当日の作業はスムーズに進みまして天候には感謝感謝です。
これも日ごろの行いが良いから..!?笑

全体的なカタチも見えてきました。
kamiyamatejoto-2
と言ってもまだよく分からないかもしれませんね。

十字型に抜けている吹抜けの見上げ。
kamiyamatejoto-3
空が見えている部分は、完成後もこのままです。
内部空間にどの様な光を与えてくれるのか.. 楽しみでありつつ、今後の為にも良く観察せねば!

今後は、建築中間検査・木造の構造検査・瑕疵担保検査などを行い、並行して意匠の細部納まり検討など慎重に行っていきたいと思います。

佐野

Posted on
Jun 20, 2016 at 6:30 PM
Category
blog
Author
sano