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大人の修学旅行 vol.4

福岡市内建築めぐり二つ目は、丘の様な建築「ぐりんぐりん」。
伊東豊雄さんの設計です。

埋め立て地に、建築によって起伏に富んだ丘を出現させています。
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建物の上に植栽が施され、年月とともに人工的なものが植物によって覆われていきます。
竣工後からすでに10年以上経っていますので地面との境は既に分かりません。

中に入ります。
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緑の体験学習施設という事で、植物がもりもり。
室温、湿度ともかなり高めで外とかなりギャップがあります。

入った瞬間 私自慢のドン小西メガネが..
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施設の人に見られて、相当恥ずかしかったです。

再び外に出て丘の上へ。
さむっ!
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丘を自由に歩くというより、デッキの通路が用意されているんですね。
私としては、何か残念でした。(笑)

全体像の分かる模型がありました。
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曲面の構造床のみで構成される、とんでもなくハイレベルな建築なのですが、
もはや模型ですら何でどう造ったら良いか分かりません。
これは石膏かなぁ。でも薄いし、何だろう。
3Dプリンター??

これは、楕円型のトップライトを構成する一部分。
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物理の原理に沿ってガラスをウロコ状に重ね、水が流れるようになっています。
このような複雑なトップライトを見ることが出来たのは、勉強になりました。

こんなものも有りました。
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誘導灯です。
誘導灯とは、安全に非難する為の標識でとても大事ですが、美観上はあまり嬉しくない物体なんですね。
設置する場所や位置などは、いつも四苦八苦させられます。
ここでは、ぶらぶらの状態で割り切りが面白い。

ぐりんぐりんは直線が殆どなく滑らかに続く空間なので画像ではなかなか伝えられないのですが、
実際に歩いて見るととても不思議な場所に感じました。
まるで自然に出来た洞窟の様です。


時間の関係上、結局建築めぐりは、アクロス福岡とぐりんぐりんの二つになってしまいました。
しかし、これはグルメ旅行、最後の〆は、博多ラーメン!!
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濃厚なトンコツスープ、美味しっ!
本場の博多ラーメンは、当然初です。
ちゃんとお土産で買ってきました。

やっぱり旅行は、見る と 食べる が揃うと良いですよね!

佐野

Posted on
Feb 11, 2016 at 7:30 PM
Category
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Author
sano

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大人の修学旅行 vol.3

福岡修学旅行2日目は、福岡市内を回りました。
グルメ旅行というゆるい旅ですので、友人達を建築見学に連れ回すのは、ちょっと酷かも..
という事で、無理言って単独行動です!(協調性がないだけ..申し訳ございません)

さて始めに向かったのは、階段の様な建物のアクロス福岡。
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段々の部分が緑化されている建築です。
そして、なんとこの段々へ上れるんです。
ワクワクしますね~、前から福岡へ来たら上ってみたいと思っておりました。

正面からみるとこんな感じ。
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都市部のど真ん中に「山」があります。
これが、無機質なビルだったら景色も随分と違いますよね。

早速登り口まで行くと案内図が。
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ステップガーデンと言うようです。
ジグザグと上っていきます。

入ると、まるでビルの屋上とは思えぬ大自然??のなか階段を上って行きます。
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しかし、長い..足がパンパンです。

やっと登り切ると、そこは展望台となっていて360°福岡市内を見渡すことが出来ました。
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奥に見えるのは博多湾、中心の塔は博多ポートタワーです。

上ってきた側の段々を見下ろすと。
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下の公園まで緑が続いている!
ところどころ階段の手すりが見えていますね。
川も流れていたり、なかなか良い景色です。

屋上には、警備員さんが一人寂しく突っ立っていたのですが、
話しかけてみると、管理上1日中 居なければいけないとのこと。
上ってきた人数をカウントしていて、私はこの日の38人目でした。
天気が良い日には大体100人程来るそうです。
いやはや、大変なお仕事です。

話しついでに次の目的地への行き方を警備員さんにお聞きし、またせっせと山を下りました。

つづく。

佐野

Posted on
Feb 10, 2016 at 7:15 PM
Category
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Author
sano

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大人の修学旅行 vol.2

表参道を通り抜けた先には心字池を渡す太鼓橋があります。
水面に映る橋が美しい..
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橋を渡り、いよいよ本殿へ。
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おぉ~.. ん?..あら..思ったより小さい..?
伊勢神宮並みで想像していたので少しギャップを感じました。
ただ観光客は多い!
特にアジア諸国の方々が非常に大勢でした。

ともかく、学問の神様と言うことなので学業祈願をせねば!
建築設計は日々勉強ですっ!?


その足でお隣の九州国立博物館へ。

こちら、東京、奈良、京都に次ぐ4番目の国立博物館として巨匠 菊竹清訓建築設計事務所と久米設計の共同で設計がされたものです。
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巨大なガラスカーテンウォールがミラーとなって周辺の景色を映し出しています。
自然豊かなこの場所へこれだけ巨大な建物を造るとなると、どう調和するのかも課題ですよね。
映すことで存在を消している様にも見えました。

そして入館。
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これまた大空間の吹抜けエントランスホール。

曲面天井のルーバーも盛大です。
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さすが国立とでも言うべきか、これだけの高さと無柱吹抜け空間はそうそう無いと思います。
屋根の鉄骨梁に掛る 外へ広がろうとする力は相当なものでしょう。

床の仕上げが面白かったです。
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60㎝角の石張りの間に学校でもお馴染みのフローリングブロックがライン状に組み込まれていました。
見慣れた普通の材料を工夫して使うという事に興味がある私としては、とても新鮮に感じました。
アイディアの引き出しとして頭に仕舞っておこう。(注:肝心な時に出てこない)


一応メインはグルメ旅行ということでしたので、夜はもつ鍋を!
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本場のもつ鍋は、とーっても美味しい!!
鍋で温まり1日目は終了。

2日目は福岡市内へ。

つづく。

佐野

Posted on
Feb 09, 2016 at 7:30 PM
Category
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Author
sano