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こち亀。

始まりがあれば終わりがある、そんな事を改めて感じました。
私が生まれる前から連載を開始した国民的マンガのこち亀。

kochikame

小学生の頃には少し難しく感じ、中高生の頃にはすっかりハマり、今でもたまに読みたくなる、そんな存在です。
少年ジャンプを手にしなくなってから久しいですが、購入せずにはいられませんでした。
毎回完結のストーリーは最後にオチがあり、部長が怒って突撃してくるのは、お決まりパターンですね。(最近はそういうオチが無かったのかも知れませんが..)

人情あふれる良い話もありまして、私はそれがとても好きです。
特に少年期の物語など..

私の中の「こち亀」は単行本で言うと40巻~80巻が至高の存在です。
何度読んでも飽きない。

最終回を読んで印象的だったのは、「当時の絵はもう描けない、今描くとこんな感じになる」というセリフ。
歴史の重みを感じました。
漫画と建築は異なりますが、作品を創るという意味では同じだと思います。
モノを創りだす者の端くれである私も、いつか秋本さん(両さん)のように言える日が来るように精進せねば。

佐野

Posted on
Sep 20, 2016 at 7:00 PM
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Author
sano

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ニオイ。

某工場の現場は鉄骨建て方が終わると、追いかけて張り込んでいた外壁が直ぐにやってきました。
外壁が張られると一気に建物のヴォリュームが出てきますね。
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毎回ほぼ同じ位置で撮影していますが、もう入りきらなくなりました。

しかし、住宅の現場と、工場の現場でのギャップが大きく若干戸惑ってしまいます。笑
ここでは住宅のミリ単位の感覚から、瞬時に大きなスケール感で捉えなければいけません。
勿論大きな規模の現場であってもミリ単位の精度で詰めは行うのですが、扱う材料の大きさや重量が大きくなれば誤差も大きくなります。
大工さんが人力で外壁の板張りをするのと、5mの成形コンクリート版を何十トンレッカーで吊って張っていくのでは、全然違いますから。

そんなギャップは、現場を見回るうちに段々と勘を取り戻してくるのですが、一番効くのは現場の匂いですね。
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金属の焦げた様な匂い、決して木の香りなどしません。
デッキプレートの溶接臭、軽量鉄骨の加工臭、錆止め塗料臭、決していい匂いではないのですが、私はこれがたまらなく好きです。
現場に来たーという感覚、職業病かもしれませんね..

佐野

Posted on
Sep 16, 2016 at 11:50 PM
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Author
sano

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名古屋。

計画案件の打合せで名古屋へ行ってきました。
久しぶりの名古屋です。
名古屋辺りであれば車で向かうことが多く電車はあまり利用しませんが、この日は新幹線で。

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最近は大阪通いが続いていた為かエスカレーターに乗った時、名古屋では左右どちらに立つのが正解か混乱してしまいました。
大阪では右側に立つことが一般的で、これは大阪万博の際に決められたと聞いております。
田舎者がご迷惑をお掛けしております。笑


さて、今回は構造設計との打合せでした。
nagoya-2
プランはシンプル(なつもり)ですが、構造的にはなかなか難儀な課題..
暫くは、意匠と構造のキャッチボールが続きそうです。

佐野

Posted on
Sep 14, 2016 at 10:00 PM
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Author
sano